神社は全国各地に在る、私たち日本人にとって馴染みの深い場所です。近年ではインターネットの普及により、ホームページを開設して参拝客を増やすためのツールとして利用する神社も増えてきました。今回は神社がホームページを持つ必要性やメリットについて詳しくご紹介します。
神社がホームページを持つメリットとは
では、神社がホームページを作成する際のメリットとは何なのか、順番にご紹介していきます。
1)国内外の参拝客増加に繋げるツールとして活用できる
先に述べたように、インターネットの普及により今まで観光地の大きな神社のみにスポットが当たっていたものが、ネット上やホームページに掲載された神社の歴史に興味を持ち、小さな神社でも日本人のみならず外国人観光客を獲得することができるようになりました。
地方の小さな運営が難しくなっている神社でも、ホームページを開設したことによって参拝客が増え神社の立て直しに成功したケースもあります。
2)正確な情報を発信できる
神社がホームページを持つメリットの1つとして正確な情報を発信できるという点があります。ホームページを持っていなくとも、神社の名前を検索するといくつかのページがヒットするように、その分情報が点在していることになります。
そのため、参拝時間やアクセスなどどの情報が正確かわからないということも多いのではないでしょうか。参拝者を困惑させないためにも、また神社の歴史について正しい情報を発信するためにもホームページは必要です。
3)問合せ対応などの労力を削減できる
ホームページを持っていないとアクセスや参拝時間、駐車場の有無などネット上に情報が点在している場合、正確な情報を知るために神社へ直接電話で問合せがくることもあるでしょう。ホームページ上で正確な情報を掲載しておくことで問合せの対応の手間を削減することもできます。
また、普段から神社を利用してもらっている檀家さんへの行事案内なども紙に印刷し渡していたものからホームページへの掲載に移行することで、いつでも確認してもらうことができ、神社側の手間も省けます。
神社のホームページを作成するポイント
神社のホームページの必要性をいくつかご紹介しましたが、いざホームページを作ろうとなった場合、どのようなことを掲載したらいいか分からないという時の作成のポイントをご紹介します。
アクセスマップや参拝時間など基本的な情報
参拝を考えている方にとって、神社の基本情報となるアクセスや参拝時間の掲載は必須です。また、車を使う土地であれば駐車場の有無も掲載しておくと良いでしょう。
年間行事
年間に行われる行事を一か月毎に掲載したコンテンツです。観光で訪れる参拝客向けへはもちろん、定期的に神社へ訪れる檀家向けとしても年間行事は分かりやすいように記載しておきましょう。
神社の歴史
初めて神社を訪れようと思っている方にとって、その神社にしかない歴史を掲載しておくことで、参拝の決め手になることもあります。また、日本の文化に興味がある外国人の方にとっても神社の歴史の掲載はできるだけ丁寧にすることをおすすめします。
御祈祷などのサービスや授与品
神社の運営をささえるご祈祷や、授与品も掲載しておきましょう。特徴的な授与品があれば口コミやSNSで情報が広がる可能性があるので、写真と一緒にホームページに掲載しましょう。
まとめ
今回は神社がホームページを持つ必要性についてご紹介しました。参拝者に正確な情報を伝えるツールとしてはもちろん、運営や維持が難しい小さな神社の参拝客の増加にもホームページは一役かってくれます。
今回ご紹介した情報を参考に、是非ホームページを作成されてみてはいかがでしょうか。